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国税庁脱税摘発290億円、昨年度!

国税庁脱税摘発290億円、昨年度

 全国の国税局が2009年度に強制調査(査察)で摘発した脱税事件は210件(前年度比1%増)で、加算税を含む脱税総額は約290億円(同18%減)だったことが17日、国税庁のまとめで分かりました。
 税目別では所得税や相続税の脱税が増えた一方、法人税の脱税は減少しました。
 業種・取引別では「不動産業」が15件と最も多く、「鉱物・金属材料卸」の11件、建設業の9件と続きました。前年度と傾向に大きな変化はなく、東京など大都市圏の地価高騰や鉄スクラップなどの資源価格高騰で利益を上げた会社の脱税が依然として多かったとみられます。 (2010/06/18,日本経済、産経、毎日新聞など)


 平成21年度の査察調査の結果の概要は下記のとうりです。

1 着手・処理・告発件数、告発率の状況
  着手件数は213件で、処理件数は210件、そのうち検察庁への 告発件数は149件 であり、その結果、告発率は71.0%となってい ます。
2 脱税額の状況
  処理事案に係る脱税額は、総額で290億円、そのうち告発分は 255億円です。告  発事案1件当たりの脱税額は、平均で1億7,100 万円となっています。
3 税目別告発事案の推移
  過去5年間で比較しますと、相続税事案は告発件数が最も多く、 源泉所得税事案 は脱税額が最も多い結果となりました。
4 告発の多かった業種・取引と脱税の手段・方法
 ・告発の多かった業種・取引は、不動産業、建設業、不動産譲渡、 また、鉱物・金属 材料卸も多く見受けられました。
 ・脱税の手段・方法については、告発の多かった不動産業では、 取引で得た利益を 全く申告しないものが多数ありました。
5 不正資金の留保状況及び隠匿場所
 ・不正資金の多くは、現金、預貯金又は有価証券として留保されて いるが、近年は  海外での預金等による留保が増加傾向にあります。
 ・不正資金の隠匿場所は、現金を缶や段ボールに入れて倉庫内に隠 匿したり、金地 金を自宅庭の地中に埋めていた事例などがありま した。
6 査察事件の一審判決の状況
 平成21年度中に一審判決が言い渡された件数は141件であり、すべてについて有罪 判決が出され、実刑判決が7人に出されました。

※.脱税とは、「偽りその他不正な行為」により租税を免れる犯罪(行為)
  です。


 詳細は、国税庁のHPをご覧下さい
 平成21年度 査察の概要(平成22年6月)
 http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2010/sasatsu/index.htm


 最近では、ダイエー創業者の故中内功氏から生前に贈与された約5億6000円を申告せず、贈与税約2億8000円の支払いを免れたとして、さいたま地検が、相続税法違反(脱税)の疑いで、功氏の次男の中内正容疑者(50)を逮捕しましたが、贈与ではなく借入だとし、毎月返済したように装っていたそうです。(6月4日毎日新聞など)
(他の2人の兄弟はまともに贈与税を払っているのに、どうしたのでしょうか。) 

 
前首相のように、逮捕はないと思っていたのでしょうか?
 
 脱税の動機は、負担率が高いからなのでしょうか、
 それとも、日本の税の歴史、そして現在の税制(時効制度や源泉徴収など)ともからんで 日本人のDNAに刻み込まれているせいでしょうか。
  
 
あの世には持ってゆけないのに(無いものの僻みでしょうか・・・・(^_^;))

 いずれにしても、日本に住んでいて分相応の拠出(負担)を感じないのは困ったものです。
 日本人の良いところ、恥、思いやり、潔さなど ・・・・、は何処へいったのでしょうか?

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